うみうしの下書き ~清書はこれから~

今日中に下書きします、先生!

心の病気になってから5年。これまでのことと今の気持ち

心療内科に通い始めてから5年が経とうとしています。これまでの経緯や今の気持ちを書いていきます。

 

追記:この記事がスマートニュースに載りました。びっくり!でもうれしい!

 

1.10代の頃から不調だった

人目を異常に気にする性格だったのもあって、日頃から精神的な疲れがひどかったです。人と関わる度に、変に思われなかったかとか気に障ることを言わなかったかとか気にしていました。それに加えて一部のクラスメイトに陰でいろいろ言われて、どんどん自信をなくしていきました。

 

そのことは、別の記事に書きました。

 

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自分に自信がない上に情緒不安定って、本当に最悪な気分です。世界が暗く見えていました。でもそれを周りに悟られたくなくて、普通のふりをして学校に通っていました。

 

2.20代前半に限界がきた

そんな感じで、10代の頃からギリギリのメンタルで過ごしてきたんですけど、就活での悩みや母の病気などが重なった時、ついに限界を迎えました。水が今にもあふれ出しそうなコップの上から、バケツの水をひっくり返された感じでした。

 

毎晩のように泣くようになって、静寂が怖くて仕方なくなりました。常に頭の中にもやもやがあって、自分が自分のものでないように感じました。もうこの世から消えてなくなりたいと思うようになりました。そして、このままだと私は自ら命を絶ってしまうかもしれないと考えて怖くなった時、心療内科に行くという選択が頭に浮かびました。

 

その頃の私は、消えたいと思いつつもそのことについて真剣に考えると涙が止まらなくなっていました。それって、本当は生きたいという気持ちの表れですよね。なので、心療内科に頼ってみることに決めました。

 

3.心療内科に行くまでに1か月かかった

心療内科って、行ったことがない人にとっては敷居が高いですよね。私も、自分なんかが行っていいんだろうか、感じの悪い先生だったら嫌だなぁ、行ったはいいけど病気でも何でもないと言われたらどうしようなどと、ずっと悩んでいました。

 

でも私にとって一番悩ましかったのは、電話で予約するという行為です。知らない人に電話をするのが苦手で、電話しようとすると緊張で動悸がしました。それで尻込みしてしまって、気づいたら1か月経っていました。

 

1か月経ったところでこのままではいけないと思い、ネットで入念に調べて評判の良かった病院に電話しました。緊張しましたがなんとか予約をとることができて、2週間後?(うろ覚え)に病院に行くことになりました。

 

4.初診

心療内科の初診って、緊張します…。当たり前ですがすでにメンタルがやられている状態で心療内科に行く訳なので、もし病院の雰囲気や先生が自分と合わなかったらと想像するだけで、さらに心をえぐられそうになりました。でも幸い私が行った病院は雰囲気も悪くなくて、先生もネットの評判通り優しい方で安心しました。

 

困っている症状を先生に伝えて、先生からいろいろ質問された後、社会不安障害だと言われました。いわゆる対人恐怖症ですね。それで向精神薬と抗うつ薬を処方されました。

 

普通はこれで一段落って感じなんだと思いますが、私はそうは思えませんでした。ここまできてまだ、本当に私は心療内科にかかっていい人間なんだろうかと考えて、もやもやしていました。すごくネガティブですね…。でも暗い気持ちで薬局に行ったら、薬をもらう時に薬剤師さんに「焦らずゆっくり治していきましょうね」と言ってもらえて救われました。この一言で、病院に通うことに前向きになれました。

 

5.統合失調症

心療内科に通い始めた約1年後、なんとか仕事に就くことができて気持ち的にも前に向けるようになってきた頃、統合失調症になりました。被害妄想がひどくて職場の人たちにひどいことを言われたと信じ込んでいたのでこれ以上働けなくなり、仕事を辞めました。

 

病気の症状が出ている時は混乱状態でそれはそれで辛かったですが、症状が治まってきて我に返った時の失意と絶望がものすごかったです。先が見えない、自信がない、何をやってもうまくいかないのないもの尽くしだったので、ふさぎ込んで家で寝ていました。

 

そして統合失調症の症状が完全には消えていなかったので、職場の人たちをひどく恨んでいました。怒りと恨みで、どうにかなってしまいそうでしたね。今思うと、実際に嫌なことを言われたことは何度かあったので全てが妄想という訳ではなかったんですけど、あの頃の負の感情は異常でした。

 

そのうち白装束でわら人形に釘を打ち付けだすんじゃないかってくらい恨んでいましたね。今では笑い話にできますが、当時は怒りが収まらないわ気分が落ち込むわで、日常生活を送るだけでも大変でした。

 

6.不幸中の幸い

もともと心療内科に通っていたおかげで統合失調症の妄想などの症状が現れた時にすぐに病院に駆け込めたのは、不幸中の幸いだったかなと思います。症状が出ているのに放ったままにしておくと慢性化して症状が消えなくなることがあるというのを聞いた時には、ぞっとしました。そんなことにならなくて本当に良かったです…。

 

統合失調症になって思うのは、行動力と知識と素直さは大事だということです。おかしいと思ったらすぐに病院に行くというのは、どの病気でも言えることですよね。いざという時の行動力は重要です。

 

あと病気の知識も、あって損はないかと思います。私は統合失調症という病気の存在を病気になる前から知っていたので、病気を自覚するのが早かったような気がします。私、先生に「統合失調症です」と言われてないんですよね…。もしかして統合失調症かな?と思って診察の時に先生が持っているカルテをチラ見したらそう書いてあって、やっぱり…って感じでした。

 

さらに、他人の言うことに耳を傾けたり他人に頼れたりする素直さもあった方がいいです。私のおかしな言動に対する母の反応で自分が何かおかしいことに気付けましたし、ノイローゼみたいになってすぐ病院に行った結果、軽度の症状で済んだと思うので。変に頑固だと、警察にのお世話になったりおかしなことになる可能性が高まるんじゃないかと。

 

まぁこうやって書くのは簡単ですけど、実際には難しいですよね…。

 

7.惰性で生きる日々

その後、再就職はできました。でも楽しくはなかったですね。相変わらず、このまま生きててもしょうがないと思っていました。人目も気にしてしまって、毎日無駄に疲れていました。

 

たぶん心の中に「生きるためとはいえ、守るべきものもないし、就きたくもない仕事に就いて何がいいんだろうか」という気持ちがずっとあったというのと(感じ悪くてすみません…)、とにかく自分に自信がないというのが原因だと思います。

 

仕事について妥協したくないけど自信がないから妥協してしまう、でも妥協したらしたでつまらない、みたいなジレンマがありました。今もそのジレンマは完全には解消されていませんが、そんなことを気にしていたら何も始まらないので、思い切って飛び出したいです、いろんな意味で。

 

ちなみにそのことは、病院の先生に言っていませんでした。やっぱり言った方がよかったですかね。

 

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8.B'zさんのライブは医療

病気が寛解した後もずっと無気力でしたが、B'zさんのライブDVDを見たら気が変わりました。ライブでは、稲葉さんや松本さん、サポートメンバー、そしてお客さんたち全員がすごく楽しそうで、稲葉さんたちの音楽への情熱もすごく感じました。最初は暇つぶし目的でDVDを見ただけだったんですけど、思いがけず感銘を受けまして「生きていてもしょうがない」と思うのを辞めました。

 

そんなことで気が変わるもんなの?って感じかと思いますが、変わるもんですね。私も自分のことながら、そんなこともあるんだな~とじみじみ思ってしまいます。

 

この心境の変化は大きいです。何か楽しいことをしたい気持ちが大きくなっていろんなことに興味を持つようになりましたし、何より生きる気力が湧いてきたのがうれしいです。それで去年、新しいことに挑戦しようとブログを始めて、今に至ります。

 

病院でもらった向精神薬よりB'zさんのライブDVDの方が、私には効き目があったみたいです。

 

9.まだあきらめたくない

病気になったからといって、何でも無難にいこうとするのはもう嫌です。病気が寛解している今、再発は怖いですし、またうつ状態になったらどうしようとは思いますが、それを理由に簡単にあきらめてしまうのはどうかと思います。絶対に後悔が残ります。あきらめが肝心という考え方は私の信条に反しますね。

 

フランク・シナトラの"My Way"が似合うおばあちゃんになりたいので、悔いのないように生きたいです。最近、小さなことから実践しています。お寿司が食べたい!と思ったら、数日後に実際に食べに行くとか。でも二兎を追うものは一兎をも得ずと言いますし、もちろん捨てることもします。どうしても譲りたくないものとそうじゃないものを、はっきりさせるのが大事かなと思います。

 

10.人の涙を無駄にしたくない

私は以前、デザインの勉強をしていました。でもいろいろあってメンタル的に限界がきてしまって、やむを得ず夢をあきらめることにしました。すると、そのことを知ったある人に泣かれて、びっくりした思い出があります。

 

そのある人というのは学校の先生なんですけど、先生の涙がずっと心に引っかかっています。どういう理由で泣いたのかは知りません。ただ、私のことを思っての涙なのは確かだと思います。その後、何かあったら連絡してと名刺を渡されたので。先日ふとそのことを思い出して、切なくなりました。

 

今は燻っている状態ですが、いつか先生に良い報告をしたいです。もらった名刺が行方不明ですが(薄情者)。個展を開いて、今までお世話になった人たちを招待するのが夢だったりします。あまり公表していませんが私、絵を描くのが唯一の取り柄というか、主な自己表現の手段になっているので…。

 

うみうしの一言

ようやく暗黒時代が終わった感じがするかも?今も数年前のことを思い出して、うっ…となることはありますが、そんなに気にならなくなりました。嫌なことを言ってきた人より仲良くしてくれた人の顔が思い浮かぶようになったので、少しは変われたのかなと思います。

 

最後に、私が心の支えにしている「光芒」という曲の歌詞を載せておきます。この曲を聴いて頑張ります!

 

消えないTruth すべて請けおって

半歩でも進めるなら 景色は少しずつ変わってゆく

 

光を求め 歩きつづける

君の情熱がいつの日か

誰かにとっての光となるでしょう

誰かにとっての兆しとなるでしょう