うみうしの下書き ~清書はこれから~

今日中に下書きします、先生!

B'z稲葉さんの「羽」という曲のおかげで今がある

私のiPodの中には1000曲ぐらい曲が入ってるんですけど、その中で一番再生回数が多いのが「羽」という曲です。もう500回以上聴いています。買ったCDの元、取れてますね。それくらい私にとって「羽」は元気の源というか指標というか、いい曲だからおすすめ!っていう軽いノリでは終わらない思いがあります。

 

1.イントロ

「羽」は、B'zの稲葉さんのソロの曲です。ストリングスの前奏から曲が始まるんですけど、希望に満ちた爽快感がありながらも少し心がざわつくようなメロディーでもあって、前奏を聴いただけで一気に曲に惹きつけられます。私がこの曲を初めて聴いた時が、そうでした。

 

この曲は、名探偵コナンのオープニングの曲でした。その頃の私は惰性で生きていたので、家で何もせずにボーっとしていることが多かったんですけど、ある日母に「コナンを録画しておいたから見たら?」と提案されました。正直、あまり乗り気ではありませんでした。でもどうせ暇だしと思って久しぶりにコナンを見てみたら、オープニングで「羽」が流れたんです。

 

なんとなくその辺の曲とは違うような印象を受けて、コナンはそっちのけで何度か聴いているうちにハマっていました。

 

2.Aメロ

歌いだしは「乾いた冷たい風 針のようにSting シンとした空気の中 春が始まる」という歌詞です。そのまま捉えると、冬を乗り越えて春を目前としている感じですけど、ここは苦難を乗り越えて次のステップへ進もうとしている様子を描いているんだと思います。

 

この歌詞の状況は、当時の私にとってタイムリーなものでした。いろいろあって仕事を辞めざるを得なくなって落ち込むだけ落ち込んだ後、ボーっとしつつもこれからどうしようか漠然と考えるようになっていたからです。Aメロはそんな悩んでいる私にそっと寄り添ってくれている感じがして、心地よく聴けました。

 

3.Bメロ

一方で、Bメロの「時間が傷を癒すってこと 忘れるころ知るだろう」や「昔にはもう戻れない 手に入れるべきは未来」という歌詞は、聴いた時にもやっとしました。傷ついて過去をずるずる引きずっていた私には、すごく痛い言葉だったんです。私の負の感情を的確に指摘されたような気がして、少しショックでした。

 

でも何度も聴いているうちに、いつの間にか傷が癒えていたことに後になって気づく日がいつか来るものなのかと思って、この歌詞を信じてみようと思うようになりましたし、昔にはもう戻れないと分かっているつもりなのに過去を気にしてしまう自分を顧みたりもできて、結果的には良かったです。Bメロって割と地味な存在ですけど、そのBメロが考える機会を与えてくれました。

 

4.サビ

「当たり前のことだけど言うよ」という前置きの後に、「全てはスタイル飛び方次第 代わりは誰にもやらすな」とサビが始まります。全ては自分のやり方次第で自分の人生は自分のものというのは確かに当たり前のことですけど、意識していないと忘れてしまいがちですよね。私はこの歌詞を聴いた時に、ハッとしました。

 

そしてその後、「その目に映る世界が全てというなら 違う場所見てみましょう まるで知らないことだらけ」と歌詞が続きます。どうしようもなく不安な時も現状に妥協している時も、自分のいる世界だけがこの世の全てみたいに思ってしまいますよね。この歌詞はそれを踏まえた上で、違う世界もあるんだよ、さぁ飛び立とう!と導いてくれています。

 

でもグイグイ引っ張っていくだけが稲葉さんではありません。サビの最後を「大丈夫、僕は君を忘れない」という歌詞で締めくくっています。私はこの一言に優しさを感じて、聴いた時に心が温かくなりました。

 

同じような意味で「大丈夫、君は1人じゃない」というのはよく聞く台詞ですけど、そう言われるより「大丈夫、僕は君を忘れない」と言われた方が、安心感と説得力がありますね。前者はどこか他人事のように聞こえるからでしょうか。それと比べて後者は主観的なので、そばにいてくれている感が強いです。

 

この「大丈夫、僕は君を忘れない」という歌詞が、「羽ばたく」ことの真骨頂だと思います。見守ってくれる人がいるからこそ力強く羽ばたけるってこと、ありますよね。

 

5.アウトロ

パワフルなギターの演奏で、この曲は終わります。でも曲が終わっても未来は続いていくんだと思わせてくれるようなアウトロで、後味が良いです。

 

私はこの曲がきっかけでB'zさんに興味を持って、B'zさんのアルバムを買い集めたりするために頻繁に外出するようになりました。当時はそのことを何とも思っていませんでしたが、それまで家に籠りがちだったことを考えると大きな進歩です。後にB'zさんのライブのDVDを見て完全に生きる気力が戻るんですけど、「羽」がその序章だったみたいです。本当に何がきっかけになるか分かりませんね。「羽」に出会っていなかったらライブのDVDも見ていなかったでしょうし、また違った今があったかと思います。

 

うみうしの一言

スピルバーグはディズニー映画に感銘を受けた経験から、ディズニーに借りがあると言っていたらしいですけど、そうだとしたら私はB'zさん、特に稲葉さんに借りがあることになります。稲葉さんの歌詞やB'zのお二人のパフォーマンスに感銘を受けて、結果的に人に救われる経験をして、自然と「今度は私が他人のために」という気持ちが芽生えました。こんなこと、昔の私だったら絶対に考えられません。いつか自分の夢を叶えるという形で、その借りを返していけたらいいなぁなんて思っています。

 

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