うみうしの下書き ~清書はこれから~

今日中に下書きします、先生!

幻聴に被害妄想…私が体験した統合失調症の症状

前に、とあるNHKの番組を見ました。統合失調症の人たちが集まって、自分の妄想や幻聴を紹介して笑い飛ばすという番組でした。病気を笑いにするってなかなか難しいですけど、それで本人の気持ちが楽になるなら良いことだと思います。

 

かくいう私も実は統合失調症です。今は寛解しているので症状はありませんが、前は妄想や幻聴に苦しめられました。

 

統合失調症って、周りに理解されにくい病気ですよね。症状が出ている時のあの感じは、当事者にしか分からないと思います。病気の苦しみに加えて、孤独感もあって辛かったです。でも私は同情されるのが好きじゃないので、少しでも気楽に捉えていきたいです。この手の話は繊細なので、難しいですけどね…私個人としては、です。

 

ということで今回は、そんな私が今思い返すと可笑しいと思う妄想を紹介します。なんだそりゃって笑い飛ばしてやってください。

 

1.上司のおばさんに命を狙われている

本気でそう思い込んで、怯えていました。なぜか家もばれていて、常に家の周りをうろつかれていると思っていました。外に出かけるのが怖くて仕方なかったです。

 

窓もきちんと戸締りしていないと、そこから家に侵入されると思っていて、風通しを良くするために親が窓を開け放っていた時はガチで怒りました。当時の私からしたら命に関わることですからね。実際はいたって平和だったんですけどね。

 

そんな感じでずっと家で身を潜めていたんですけど、病院に行かないといけないのは私にとって最大の難関でした。家から出ると危険だと思っていたので、私にとっては病院に行くのも命がけでした。周りを警戒して、ビクビクしていました。傍から見たら私こそが怪しい人だっただろうなぁ。

 

妄想に支配されてはいましたけど、自分の何かがおかしいということには薄々気づいていたので、病院に行く必要性は分かっていました。幻聴で同僚たちにひどいことを言われてノイローゼみたいになったので助けてほしかったというのもありますが。当時はその幻聴も幻聴だと思ってなくて、同僚たちを本気で恨んでました。

 

2.警察が私を監視している

私が上司のおばさんに命を狙われていることを警察が知って、私を24時間絶えず監視していると思っていました。

 

家中に監視カメラが設置してあると思い込んでいました。鏡が実はマジックミラーで、中に小型カメラが仕込まれているとか、置き物にも目に見えないくらい小さいカメラが設置してあるとか。

 

でもそのことはそんなに気になりませんでした。守ってもらってる感覚だったので。ただスマホとパソコンのカメラは気になって鬱陶しかったので、カバーして見えないようにしていましたけどね。

 

警察のお世話になるのは妄想だけで十分です。実際は何もないのに通報とかしなくて本当によかった…。労基には本気で電話して相談しようと思っていたんですけど、母に説得されて思いとどまりました。よかった…母に感謝…。

 

3.私とあの人は両想い

職場の先輩と両想いだと思い込んで、頭の中がお花畑状態でした。

 

今思うとなんであの人を好きになったのか謎です。全くタイプじゃないのに。悪い印象はなかったので、こういう妄想をしてしまったんですかね。

 

この妄想をして恥ずかしかったのは、その人が好きだと友達に打ち明けてしまったことです。両想いじゃないかとまで話してしまいました。しかも公共の場で!見た目も中身も凡人の私が!

 

あぁ恥ずかしい…。

 

幸いその友達は良い子なので、そのことは誰にも言わずに墓場まで持って行ってくれるそうです。病気のことは話さずに、あの話はなかったことにしてくれとお願いしました。

 

後で調べたら、この恋愛妄想も統合失調症の代表的な症状の1つらしいですね。でもこの症状の体験談はネット上にほとんどなかったような…。恋愛妄想で恥ずかしい思いをしてしまった方は、これを読んで自分だけじゃないんだと思ってもらえたら幸いです。

 

うみうしの一言

私の場合は、1,2か月これらの症状が続きました。それくらいで済んだのだから、だいぶ軽い方ですね。すぐ病院に行ったのと、病気の知識があったのが良かったのかもしれません。私が変な発言をするたびに、は?何言ってんの?という反応を母がしてくれたのも、何気に良かったんじゃないかと思います。自分で異変に気づくきっかけになったので。

 

でも当時の出来事が事実だったのか妄想だったのか、未だに分からない部分があります。これに乗じて、あの頃の嫌な思い出は全部幻ってことにしておきます。